チームラボ 養老渓谷
千葉県の名勝・養老渓谷で、夜限定の屋外アート展「チームラボ 養老渓谷」が開催されます。
会期は、2026年4月17日(金)~5月24日(日)まで。
手がけるのは、国内外で没入型アートを展開する チームラボ。
本展は「Digitized Nature (自然が自然のままアートになる)」というコンセプトのもと、渓谷そのものを作品として体験させるプロジェクトです。
舞台は、昼とはまったく異なる表情を見せる“夜の養老渓谷”。
光と闇が織りなす空間の中で、自然と人の境界がゆるやかに溶けていきます。
養老渓谷という“時間の積層”そのものが舞台
養老渓谷は、長い年月をかけて養老川が大地を削り続けることで形成された渓谷。

その地層は極めて特徴的で、地球のN極とS極が反転した痕跡を残す「チバニアン(千葉時代)」の地磁気逆転地層を、世界でも特に鮮明に確認できるエリアとして知られています。
さらに上流には、岩肌の境界がはっきりと現れた「黒滝不整合」が広がり、これは日本の地質百選にも選ばれています。
古色の森と、絶えず大地を深く削り続けてきた川。
露出した地層の岩肌には、何百万年という時間の蓄積が刻まれています。
この“時間を内在した自然”そのものが、本展のキャンバスとなります。
渓谷の地形や森が、そのまま作品に

会場では、
・断崖や岩肌に広がる光の演出
・人の動きに呼応して変化する木々の色彩
・森全体が連動するように変化するインタラクティブ演出
など、自然環境を活かした作品群が展開されます。
人工的に作られた空間ではなく、地形や森、川そのものがそのまま作品になるのが特徴です。
“時間”と“存在”を体感するアート
本展の核にあるのは、「長い時間の存在と連続性」というテーマ。
何百万年という時間をかけて形成された地層や渓谷と、今この瞬間にそこに立つ自分。
来場者の存在によって空間が変化することで、自然と人間は切り離されたものではないという感覚を、直感的に感じ取れる構成になっています。
“見る”だけでなく、“関わることで変化する”アート体験。

夜だけ開く、春限定の幻想空間
開催は日没後のみ。
渓谷の暗闇と静寂を活かした演出により、昼とは別世界のような没入空間が出現します。
また、周辺は温泉地としても知られるエリア。
観光や宿泊と組み合わせて、ゆったりと楽しむのもおすすめです。
美術館の中で完結する体験ではなく、足元の土、川の音、湿った空気、そして暗闇まで含めて作品になるのがこのイベントの特徴。
日没後、自然の輪郭がゆっくり消えていく中で、光が浮かび上がる瞬間は没入感が一気に高まりそうです。
開催概要
名称:チームラボ 養老渓谷
日程:2026年4月17日(金)〜5月24日(日)
時間: 18:45頃〜21:00
※最終入場 20:20。日没により変動あり
会場:養老渓谷 (中瀬遊歩道周辺)
住所:千葉県夷隅郡大多喜町葛藤 [地図:GoogleMap]
チケット料金
平日
・大人:1,500円
・小中高生:800円
・未就学児:無料
・障がい者割引:750円
土日祝
・大人:1,800円
・小中高生:800円
・未就学児:無料
・障がい者割引:900円
補足
・事前の日時指定予約制
・当日現地で購入する場合は+200円(障がい者割引は+100円)
・前売券が完売した場合、当日券の販売はなし
関連サイト:チームラボ 養老渓谷


