王子稲荷神社「凧市」
東京・北区の王子稲荷神社で江戸時代から続く名物行事「凧市」が開催されます。
「凧市」は、毎年2月の“午の日(うまのひ)”に催され、2024年は“初午(はつうま)”の2月12日(月・振休)と“二の午(にのうま)”の2月24日(土)の2回行われます。
また、2月12日の初午の日は、王子稲荷神社の「初午祭」例祭日でもあります。
「凧市」は、たびたび大火事に見舞われた江戸時代に、王子稲荷神社の奴凧を「火防の凧(ひぶせのたこ)」として受けたのが始まり。
熱風が大火につながることから、風を切って揚がる凧を火事除けのお守りにしたといわれています。
奴凧をまつると火難をまぬがれ、無病息災・商売繁盛にご利益があるとして、現在でもこの「火防の凧」を受けるために、2月の午の日に多くの人が王子稲荷神社を訪れます。
「火防の凧」は奴凧型の凧で、大きさはおよそ縦20センチ×横幅25センチ。
社務所にて1体1,700円で授与されています。
例年「凧市」当日は、王子稲荷神社の境内から旧参道沿いに数多くの屋台・露店が立ち並び、朝から多くの人で賑わいます。
開催概要
名称:王子稲荷神社「凧市」
日程:[初午祭]2024年2月12日(月・振休)、[二の午]2024年2月24日(土)
時間:10:00~18:00頃
場所:王子稲荷神社 [地図:Google Map]
住所:東京都北区岸町1-12-26
▼王子稲荷神社への交通アクセス
・JR「王子駅」徒歩10分
・東京メトロ南北線「王子駅」徒歩10分
・都電荒川線「王子駅前駅」徒歩18分