牛乳を1本多く購入して酪農家を応援「プラスワンプロジェクト」スタート。農林水産省が協力を要請

牛乳を救う プラスワンプロジェクト支援・復興
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農林水産省「プラスワンプロジェクト」

2020年4月21日(火)から、農林水産省は酪農家を支えるため、牛乳やヨーグルトを普段より1本多く消費することを推進する「プラスワンプロジェクト」をスタート。
今後、学校給食や外食産業における牛乳や乳製品の消費のさらなる減少が予想されることから実施されるもの。

牛乳を救う プラスワンプロジェクト

新型コロナウイルス感染症が拡大し、学校給食向け牛乳のキャンセルや商業施設の休業などによる消費減少に対しては、生乳をバターやチーズといった乳製品へと加工することによって、行き場を失う生乳が出ないよう、生産者団体と乳業メーカー、農林水産省が一体となって取り組んできました。

しかしながら、4月7日の緊急事態宣言、およびそれに伴う休業要請を境に、カフェやレストラン、百貨店などの業務用の需要が大きく落ち込んでいます。
さらに、4月16日には緊急事態宣言の対象地域が全国に拡大しました。

今後、生乳生産が6月までのピークに向けて増加していく中で、乳業メーカーの乳製品の製造能力を超えてしまい、行き場を失った生乳を廃棄せざるを得ない状況に陥るおそれがあります。

生乳生産にあたっては、乳牛の病気を防ぐため毎日搾乳し続ける必要があり、生産量は短期的にコントロールができません。

このため、生乳の廃棄といった事態や乳牛を減らすことなく乗り切るために、買い物の際に牛乳やヨーグルトを普段より1つ多く購入してほしいと要請しています。

また、農林水産省としては、この6月までの生乳生産のピークを乗り切ることができれば、生乳の廃棄といった危機を回避できると考えているとのこと。

酪農家への応援につながるプロジェクトとなりますので、協力をお願いいたします。

関連サイト:牛乳・乳製品に関する新型コロナウイルス感染症関連情報 (農林水産省)

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